2010/10/07

Archi-TV 2010 review -Management-


9月一度も更新せずでしたね。

激動の9月は全てArchi-TVに費やしました。

副代表として運営に携わってきましたが、一度個人として感想を述べておこうと思います。

思うところは多々あるので今回は企画運営の観点から感想を。


例年、秋にある建築文化週間の一環でArchi-TVという学生WSが行われています。

ご存じの方も多いかと思いますが、このWSは参加者だけでなく運営も学生のみによって動いています。

運営スタッフも基本的には毎年入れ替わり、扱うテーマも年によってそれぞれです。

今年は「Archi-TV開局!!」と銘打って、WSを配信するという試みをしました。

Archi-TVは既に20年以上の歴史を持つイベントですが、24時間テレビのように24時間通しでWSを行うというのがArchi-"TV"の由来でした。

そこから今年はホントにTVにしてやろう、というのが今年のスタートでした。

例年通り、24時間のコンテンツを作っていく一方で配信するために準備をし、10/2-3を迎えました。

イベントとしては盛り上がり、一応の成功は収めることが出来たかと思っています。

構造系の学生による企画や学校対抗の即日設計合戦など祭りとしてかなり見応えのある配信が出来たかと。

実験的な試みが多かった今年のコンテンツですがWSとして、色々挑戦できたのではないでしょうか。

その一方でArchi-TVという一つの企画としての強度(軸)があまりにも弱かったのかなと。

勿論、準備不足は多々あり、本番前から判っていた事もありましたが決定的にそれが欠落していました。

それは、僕ら運営側が強いメッセージをArchi-TVという企画に乗せきれなかった事に原因があったと思います。

この軸というものを決める事が運営していく上でもとても難しい部分でした。

一人の強烈な欲求(問題意識)がその枠組みを作り上げていくのが常なのかもしれないが、今回はそんなキャラクターは現れませんでした。

優秀な人も多く集まったスタッフ陣でしたが、色々な制約がありそういう欲求持っているけど出せなかった部分も大きいとも思います。

副代表として、そういう所を抽出しきれなかったのが本当に残念で仕方ない。

問題意識より先にプロジェクトがある。Archi-TVはそんな状態なのかなと。

それを利用してやろうと人が集まれば良いのかもしれないが、なかなか難しいものですね。

枠組みから中身に入る。それはArchi-TVという組織自体の構造でもあり、Archi-TV 2010の構造でもあったのかな。

全然まとまっていませんが約半年、Archi-TVの運営をしてみて思ったことでした。

随時校正していくと思いますがひとまず、アウトプットしてみます。

次は企画自体の総括を書こうと思います。

おしまい

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